こんばんは、メタルマニアックのHirokichiです😊
今回は、イタリアのヘヴィメタルバンド、ザ・フェリーメンの3作目となるアルバム『ONE MORE RIVER TO CROSS』について紹介したいと思います。このアルバムは、2022年1月21日に発売されました 。ザ・フェリーメンは、スウェーデンのギタリスト/ソングライター/プロデューサーのマグナス・カールソン、チリのヴォーカリストのロニー・ロメロ、アメリカのドラマーのマイク・テラーナの3人で構成されています 。彼らは、メロディックでエモーショナルなサウンドを特徴とするヨーロッパのメタルファンに人気のバンドです 。
このアルバムは、前作『A NEW EVIL』（2019年）を超える完成度を誇っています。メロディの美しさ、ギターの泣き、キーボードのドラマティックさが見事に調和した楽曲が揃っています 。ヴォーカルのロメロは、リッチー・ブラックモアにも認められた実力派で、力強くも感情豊かな歌声で聴き手を魅了します 。ギターのカールソンは、プライマル・フィアやマグナス・カールソンズ・フリー・フォールなどで活躍する当代を代表するソングライターで、彼の作るメロディは正にマグナス節とも言えるほど印象的です 。ドラムのテラーナは、イングヴェイ・マルムスティーンやレイジなど、80年代から現在まで数多くのバンドを渡り歩いた鉄人で、彼のプレイはスリリングでタイトです 。3人のテクニシャンの実力が火花を散らすスリリングな楽曲は一聴の価値ありです 。
このアルバムには、12曲が収録されています 。その中でも特におすすめなのは、オープニングを飾る「ONE WORD」、波の音とオーケストラが印象的な「THE LAST WAVE」、エネルギッシュでキャッチーな「SHUT IT OUT」、ダークでヘヴィな「CITY OF HATE」、タイトルトラックであり、壮大なメロディが炸裂する「ONE MORE RIVER TO CROSS」、美しいピアノとヴォーカルが心に響く「MORNING STAR」、スピーディでアグレッシブな「HUNT ME TO THE END OF THE WORLD」、ドラマティックでエモーショナルな「BRINGERS OF THE DARK」、ミドルテンポでメロディアスな「THE OTHER SIDE」、エピックでメジャスティックな「THE LAST SHIP」、ミステリアスでアトモスフェリックな「THE PASSENGER」、そして日本盤限定のボーナストラックである「THE LAST WAVE」のアコースティック・ヴァージョンです 。
このアルバムは、メロディック・メタルのファンにとっては必聴の一枚です。ザ・フェリーメンは、3作目で過去最高の作品を生み出しました。彼らの劇的なサウンドに酔いしれてください。このアルバムは、AmazonやDiscogsなどのオンラインショップで購入できます 。ぜひチェックしてみてください。
リンク
