Metal Maniac

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Suicidal Tendenciesの名盤『Lights…Camera…Revolution!』はクロスオーバースラッシュの傑作だった!ファンクメタルとスラッシュメタルの融合が素晴らしい!

こんばんは、メタルマニアックのHirokichiです😊
今回は、クロスオーバースラッシュの名盤として知られるSuicidal Tendencies『Lights…Camera…Revolution!』について紹介したいと思います。
クロスオーバースラッシュとは、1980年代にスラッシュメタルハードコア・パンクの融合から生まれた音楽ジャンルで、S.O.D.D.R.I.などが代表的なバンドです。Suicidal Tendenciesも元々はハードコア・パンクのバンドでしたが、次第にメタルの要素を取り入れていきました。
『Lights…Camera…Revolution!』は、1990年にリリースされた彼らの5枚目のスタジオ・アルバムで、初めてベーシストとしてRobert Trujilloが参加した作品です。このアルバムは、スラッシュメタルファンクメタルの要素を見事に融合させた、クロスオーバースラッシュの傑作として高く評価されています。
アルバムのオープニングを飾るのは、『You Can’t Bring Me Down』という曲です。この曲は、メタルの重厚なリフとハードコアのスピード感を併せ持ち、ボーカルのMike Muirが自分の信念を貫く姿勢を歌っています。この曲のミュージック・ビデオは、MTVで頻繁に放送され、アルバムのヒットに大きく貢献しました。また、この曲は、1991年のグラミー賞のベスト・メタル・パフォーマンス部門にノミネートされましたが、同じくRobert Trujilloが後に加入することになるMetallicaの『Stone Cold Crazy』に敗れました。
アルバムの中でも特にファンクメタルの色が強いのは、『Send Me Your Money』という曲です。この曲は、テレビで見かける詐欺師のような宗教団体に対する皮肉を込めた歌詞と、Robert Trujilloのスラップ奏法が印象的です。この曲もミュージック・ビデオが制作され、MTVで放送されました。
アルバムの最後を締めくくるのは、『Go’n Breakdown』という曲です。この曲は、メタルとハードコアの要素が絶妙にバランスした、クロスオーバースラッシュの真骨頂と言える曲です。ボーカルのMike Muirは、自分の心の闇を吐き出すように歌っています。この曲は、アルバムの中でも最も長い曲で、約6分に及びます。
『Lights…Camera…Revolution!』は、Suicidal Tendenciesの代表作のひとつであり、クロスオーバースラッシュの名盤のひとつでもあります。このアルバムは、1993年にゴールド・ディスクに認定されました。クロスオーバースラッシュのファンならぜひ聴いておきたいアルバムですね。
それでは、今回はこの辺で。次回もお楽しみに😊

 


Lights Camera Revolution