Metal Maniac

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【衝撃!】ANGRAの最新アルバムは傑作だった!人生の苦しみや葛藤をテーマにした壮大な音楽とは…!

こんにちは、メタル大好きのブロガーHirokichiです。
今回は、ブラジル出身のプログレッシブ・パワー・メタルバンド、ANGRAの最新アルバム『Cycles Of Pain』についてレビューしたいと思います。このアルバムは、2018年の『ØMNI』以来5年ぶり、通算10作目のオリジナル・アルバムとなります。日本では11月1日に先行リリースされました。
ANGRAは、1991年に結成されたバンドで、ブラジルのメタルシーンを代表する存在です。メロディアスでテクニカルなサウンドや、ブラジルの伝統音楽や神話を取り入れた作風で知られています。現在のメンバーは、ファビオ・リオーネ(ボーカル)、ラファエル・ベテンコート(ギター)、マルセロ・バルボーザ(ギター)、フェリペ・アンドレオリ(ベース)、ブルーノ・ヴァレリーニ(ドラム)です。
『Cycles Of Pain』は、そのタイトルが示すように、人生の苦しみや葛藤をテーマにしたアルバムです。12曲の楽曲は、それぞれ異なる感情や状況を表現しています。例えば、「Tide Of Changes」は、世界の変化に対する不安や希望を歌っています。「Ride Into The Storm」は、自分の運命に立ち向かう決意を歌っています。「The Last Breath」は、死にゆく人の心情を歌っています。
音楽的には、ANGRAらしいプログレッシブ・パワー・メタルの要素が満載です。高速で複雑なリフやソロ、キャッチーで美しいメロディ、壮大でシンフォニックなアレンジなどが聴きどころです。また、ゲスト・ボーカリストとして、TIMO KOTIPELTOなどが参加しています。彼らの個性的な声が、アルバムにさらなる色彩を添えています。
個人的におすすめの曲は、「The Last Breath」です。この曲は、アコースティック・ギターとストリングスで始まりますが、次第にエレクトリック・ギターとドラムが加わります。そして、最後にはコーラスとオーケストラが加わります。この曲は、死にゆく人の心情を歌っていますが、悲しみだけではなく、愛や感謝も感じられます。ファビオ・リオーネの歌声も非常に感動的です。
総評として、『Cycles Of Pain』は、ANGRAの新たなる傑作だと思います。彼らは、自分たちの持ち味を生かしながらも、新しい挑戦や実験も行っています。このアルバムは、人生の苦しみや葛藤をテーマにしていますが、それだけではなく、希望や勇気も伝えています。メタルファンはもちろん、音楽好きなら誰でも楽しめるアルバムだと思います。ぜひチェックしてみてください。