こんばんは、メタルマニアックのHirokichiです😊
今回は、フー・ファイターズの2枚目のアルバム『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』について紹介したいと思います。
このアルバムは、1997年にリリースされたフー・ファイターズの代表作で、ニルヴァーナの元ドラマーであるデイヴ・グロールがリーダーを務めるバンドとして注目されました。
グロールは、ニルヴァーナのボーカルであるカート・コバーンが自殺した後、自分の曲を録音し、ほぼ独力で1枚目のアルバム『フー・ファイターズ』を完成させました。
しかし、このアルバムはグロールの個人的なプロジェクトであり、バンドとしての一体感はまだありませんでした。
そこで、グロールは2枚目のアルバムの制作にあたり、ギタリストにパット・スメア、ベーシストにネイト・メンデル、ドラマーにウィリアム・ゴールドスミスを迎え、バンドとしてのサウンドを目指しました。
しかし、レコーディングの途中で、グロールはドラムパートの出来に満足せず、自分で録り直すことにしました。
これにより、ゴールドスミスはバンドを脱退し、後にテイラー・ホーキンスが加入することになります。
また、グロールはこの時期に離婚を経験し、その影響がアルバムの歌詞に反映されました。
『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』は、グロールの葛藤と成長を表現したアルバムと言えます。
アルバムのタイトルは、グロールが自分の音楽性を表す言葉として選んだもので、色は感情、形は人格を意味しています。
アルバムには、パワーポップとハードロックの要素を融合させたキャッチーな曲が多く収録されています。
代表曲である「Everlong」は、グロールが新しい恋に落ちたときに書いたラブソングで、エネルギッシュなギターとドラム、グロールの熱唱が印象的です。
「My Hero」は、グロールが子供の頃に憧れていた人物について歌った曲で、スーパーマンやロックスターではなく、普通の人々が彼のヒーローだと語っています。
この曲は、ニルヴァーナのカート・コバーンに捧げられたとも言われています。
『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』は、フー・ファイターズの名声を確立したアルバムであり、グロールがニルヴァーナからの飛躍を果たしたアルバムでもあります。
グロールは、このアルバムで自分の音楽を表現し、バンドとしてのアイデンティティを確立しました。
今でも多くのファンに愛される名盤です。
以上、フー・ファイターズの『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』について紹介しました。
それでは、またお会いしましょう。😊
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